子どもの寝顔って
みているだけでなぜか涙が出そうになります。
怒ってごめんねとか
こんなに大きくなったのねとか
だらしなく開いた口や
少し目が合ってるようにも見える中途半端な半目
くすっと笑って
ほろりと泣ける
不思議な瞬間が毎夜、ベッドの上で繰り広げられています。
昨日の息子の寝相

両手を大きく広げて
かぶせたお布団も蹴りあげて
パジャマを拒否して身につけた
お気に入りのアンパンマンTシャツが堂々とこっちをみています。
「なんだか身体大きくなったね」
夫と二人、伸びきった息子の胴体に成長を感じてほっこりしました。
赤ちゃんの頃ずっとグーで握ってた手がパーになってる
カエル足でがに股だった足がまっすぐ伸びてる
ぽよんぽよんだった肉付きに筋肉が備わってきた
顔つきもすこしお兄ちゃんっぽくなってきたね
まだまだ泣き虫
まだまだ甘えん坊
ちょうどイヤイヤ期で手がかかる息子ですが
静かに眠るこの姿をみると、もうついこないだとも全然違うことを思い知ります。
瞬く間に過ぎてしまう一日だからこそなかなか気づかない。
あっという間に大きくなってしまうことを一日のおわりに毎回痛感させられるのです。
君の寝顔とともにママはママになった
夜泣きの果て、ついにはカーテンの隙間から差し込む朝日と君のおでこ終わったのか始まったのかわからない朝を迎え
わたしはぼーっとした頭で君の寝顔を眺めていました。
二人きりで孤独な昼下がりも
君の寝顔は平和な気持ちにさせました。
窓の外から誰かほかの子の泣き声がする
今日も誰かわたしみたいなママがどこかで奮闘している
君もあの子も変わりばんこだね。
泣いて寝ての繰り返し。
君もわたしも一緒だね。
泣いて笑っての繰り返し。
どんなに泣いても、君は幸せそうに寝るもんだから、わたしは結局幸せな気持ちになるしかありません。
家事を終え、へとへとになって開ける寝室
携帯の明かりを照らして枕の方までたどり着くと無防備な君の寝顔がわたしの胸を満たしていきます。
わたしは毎回君の寝顔にパワーをもらっていました。
君は大きくなった
すくすく育った
そのたびにママもママになっていったのよ。
おわりに
息子の寝顔を見るたびにクスって笑って
ほろりと泣けてくる
おかしいな
見慣れたはずなのに見慣れない。
日々成長してる息子と、日々それを実感しているわたしは
毎晩上手に一日をリセットし、明日を楽しみに過ごすことができています。